
白磁緑彩釉桜彫文面取花瓶 径18×高さ29㎝
和光は、6月18日(木)~28日(日)の期間、重要無形文化財「白磁」保持者(人間国宝)の故・井上萬二(いのうえ・まんじ)氏の白磁展「井上萬二白磁展 ―花咲くうつわたち―」を開催することを発表。会場は、セイコーハウスホールだ。
なお、和光ホールは「セイコーハウスホール」へ名称変更しており、セイコーグループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信をしていく。
井上萬二氏について
井上萬二氏は、1929年に佐賀県有田町に生まれる。
1968年~日本伝統工芸展入選、1969~76年ペンシルべニア州立大学美術科にて作陶指導のため4回渡米、1971年に井上萬二窯を開窯。1977~2025年、和光にて個展を実施する。
1979年に卓越した技術者(現代の名工)に表彰され、1983年~ニューメキシコ州立大学美術学部にて作陶指導のため20回渡米。1987年に日本伝統工芸展 文部大臣賞受賞。1995年に文化交流のためドイツにて個展(97年ハンガリー、99年モナコ、2000年ポルトガル、07年ポーランド、12年香港、ニューヨーク)を実施し、重要無形文化財「白磁」保持者に認定される。
1997年に紫綬褒章受章、2002年に西日本文化賞受賞、2003年旭日中綬章受章、2005年有田町名誉町民に。2024年にニューヨークにて個展を実施。2025年7月に逝去。
四季折々の花々をとらえた作品を展示
今回、「井上萬二白磁展 ―花咲くうつわたち―」が開催される。

白磁緑牡丹彫文花形鉢 径39.5×高さ10.5cm
和光では50年連続、50回目の節目となる同展のテーマは「花」。井上氏がこよなく愛し、表現されてきた百合や薔薇、牡丹、椿、桜などの四季折々の花々をとらえた作品が一堂に会する。

白磁丸形壺 径32.5×高さ32.2cm

白磁渦文花瓶(マット) 径19×高さ30.5cm
また、卓越した轆轤の技が光る、井上氏を象徴する白磁丸形壺や白磁渦文壺も展観する。

特別企画品の径19.2×高さ24.2cmの「白磁百合口壺」や、

径13.2×高さ10.2cmの「白磁異形香炉」、

径13.4×高さ12cmの「白磁緑彫文香炉」もお見逃しなく。
なお、営業時間および催事は予告なしに変更される場合がある。最新の情報はHPから確認を。
井上萬二窯3代目の井上祐希氏と陶芸家の辻聡彦が登場
また、6月20日(土)14:00~、井上萬二氏の孫で井上萬二窯3代目の井上祐希氏と陶芸家・辻 聡彦氏によるギャラリートークが開催される。
井上祐希氏の在廊予定日は、6月18日(木)~20日(土)。都合により変更になることがある。
「井上萬二白磁展 ―花咲くうつわたち―」の入場料は無料。同展に足を運び、さまざまな作品をじっくり観賞してみては。
■井上萬二白磁展 ―花咲くうつわたち―
期間:6月18日(木)~28日(日)
会場:セイコーハウスホール
住所:東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階
営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休業日:無休
和光 美術専用 公式Instagram:https://www.instagram.com/art_wako_ginza_tokyo
和光 公式HP:https://www.wako.co.jp
(ソルトピーチ)